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漫画家臼井儀人さんのことですが、とても悲しい事実となってしまいました。
どうやら臼井さんは趣味の登山で荒船山に登って、崖の下をカメラで撮ろうとしたところを滑落してしまったようです。
なんというか、とてもいたたまれないです。
改めてクレヨンしんちゃんを読んで、「これを書いている人が死んじゃったのか・・・」 と思うと涙が出てきます。
臼井さんは既に12月までの原稿を出していたようで、仕事に熱心で何事にも前向きだったということです。
だからこそ、このような漫画が描けたのだと思うし、臼井さんの人柄の表れだと思います。
ニコニコでも臼井さん追悼と際し、ひろしの回想が上位に上がっていましたが、その中のコメントを観るといかに多くの人々の心の中に「クレヨンしんちゃん」
があったのかが目に見えてわかりました。
下品なネタで親からの批判があった時もありましたが、そんな中にも独特のアイデアを交えて家族の温かみや日常の中にある幸せを描いていました。
ひろしは現代日本における父親の姿として、みさえも現代日本における母親の姿として強い印象を残しています。
その他にも沢山の個性的なキャラクターも魅力的でした。
その中でもぶりぶりざえもんは特に印象的です(笑)
臼井さんが亡くなった今、これ以上クレヨンしんちゃんの世界が広がっていくことはなくなってしまうことが何より残念です。
でも、臼井さんが築き上げてきたものは確かな物であり、「クレヨンしんちゃん」が如何に国民的存在になったかは言うまでもありません。
その存在は私達に多くの感動と笑いを与えてくれました。
クレヨンしんちゃんは私達にとって永遠であり、大人になっても忘れることはありません。
そして、漫画家・臼井儀人も偉大な日本人として私達の記憶に残ったことでしょう。
悲しんでも悲しみきれませんが、臼井さんには天国でも笑っていて欲しいです。
臼井さん、ありがとうありがとうありがとう。